今日は1日かけて、地元富士・富士宮の富士農林事務所管内の事業を視察してきました。視察内容は以下の通りです。
- 高性能林業機械を使った森林施業の現場
- 枝葉のバイオマス利用の現場
- 猪之頭地域の圃場整備と農山村振興の現場
- 大倉川ダムの管理状況
- 富士の国乳業の学校給食牛乳工場の建設現場
- 土地改良事業を活用した耕作放棄地対策について
その中から猪之頭地域の取組をご紹介します。
猪之頭地域の取組
猪之頭地域では、5カ年の農山村整備事業を通じて今まで耕作が難しかった田んぼや畑を集約して整備すると同時に、地域に外からお客さんを呼び込み、活性化するための取組を行っています。視察の当日は大手の旅行代理店向けに、猪之頭地域の魅力を活かした旅行商品を紹介するツアー(ファムトリップ)が行われており、その様子を視察しました。
田んぼや畑を集約して、今までより水田一枚の面積が大きくなったことで、写真のような逆さ富士も見ることが出来るようになり、猪之頭の魅力が更に高まりました。
お昼は猪之頭区民館で猪之頭地域の皆さん手作りの季節のお料理をいただきました。天皇陛下献上米を作った田んぼで獲れた新米のおにぎりに、マスの刺身・塩焼き・マスの卵などのマス尽くしのおかず、そして猪之頭で獲れた野菜をたっぷり使ったヘルシーで見た目も美しいご膳になっていました。
猪之頭の皆さんの心こもったおもてなしが味わえるツアーにお客さんが沢山来ると良いですね。年明けには農泊・農家民宿のセミナーなども開催されるようで、今後の富士宮北部の活性化を応援していきます。